スタンダードエッジワイズ矯正コース ご案内

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実習重視型「スタンダードエッジワイズ矯正コース」について

実習重視型「スタンダードエッジワイズ矯正コース」について

こちらでは、鹿児島市の「きたぞの歯科矯正」スタッフが講師をつとめる「スタンダードエッジワイズ矯正コース」について、詳しくご案内しております。患者さまのお口の健康維持をより広くサポートするため、当院スタッフが講義・実習を通して、矯正の知識・技術をお伝えします。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 

「スタンダードエッジワイズ矯正コース」詳細のご案内

【内 容】治療ゴールの設定・タイポドントトレーニングコース

講義と実習で構成する矯正コース。
少人数制の実習重視型で、分析と診断力をつけ治療のゴールを設定、
受講後は自院で矯正治療を実践することができる事を目標としています。

【時 間】1日目:14:00~19:30 2日目:10:00~16:30

※多少変更になる場合がありますが、前もってお知らせいたします。

【会 場】 ㈱S&Y care WORKS 研修室(鹿児島市南林寺町26-2)
【募集期間】 2019年11月1日(金)~2020年1月31日(金)
※【募集期間延長】新型コロナの影響により、予定が変わったため1席空きました。
【定 員】8名~10名 (FAX+申込金振り込み完了順の受付)
【受講費】申込金 ¥33,000 ※紹介割引あり

本コース受講料¥880,000(¥88,000×10回)
(弁当・飲み物代含む) ※回ごとその都度お振込

【講 師のご紹介】

講師:北園 俊司

北園 俊司

1984 年 福岡歯科大学卒業
1984 年 福岡歯科大学付属病院矯正科 入局
1991 年 鹿児島市にて開業 現在に至る

  • 更正・育成医療指定医
    日本矯正歯科協会(JIO)認定歯科矯正専門医
    日本歯周病学会認定歯周病専門医
    日本臨床歯周病学会指導医認定医
    日本臨床歯周病学会ペリオ・インプラント指導医
  • 日本矯正学会認定医
    顎変形症学会会員
    日本インプラント学会会員
    福岡SJCD元会長(会長2008年4月~2013年3月)
    FIRA(福岡口腔インプラント研究会)講師

講義・実習タイポドント全10回20日間トレーニングコースとは?

講義・実習タイポドント全10回20日間トレーニングコースとは?

現代の歯科診療において、インプラント治療を中心とした進歩は著しく変化しています。また、CT・CAD/ CAM・マイクロスコープなど“ 新三種の神器” と言われる、新しい治療のオプションも注目されています。しかし、本多正明先生の長期安定症例を拝見させていただくと、アンテリアガイダンス・バーティカルストップの確立や炎症コントロールの重要性を痛感させられます。

講義・実習タイポドント全10回20日間トレーニングコースとは?

つまり、歯のポジションの悪い症例は、Plaque control がしにくく、またMutually protectionが確立されにくいため、それが原因で咬合崩壊が進行していることが多く、このような症例を治療する場合、インプラントによるバーティカルストップの確立は勿論重要だが、矯正治療にて残存歯の位置を適切な位置に移動することも同じくらい重要ではないでしょうか?将来再治療が必要となった場合、その部位のみの治療が可能となり、患者との信頼関係を崩すことはないでしょう。

しかし、もっと重要なことは、咬合崩壊する前に、Mutually protectionを得るための矯正治療を行うことを理解していただくということです。開咬合や骨格的なディスクレパンシーが大きい症例は、矯正専門医や大学病院に紹介したほうがよいと思いますが、開業医でも的確な診断を立案すれば、咬合崩壊する前に自院での矯正治療が可能な症例も多いと思います。また、咬合崩壊の治療の一環として矯正治療を取り入れることで、患者と歯科医院にとって、治療結果としても、経営的にも良い相乗効果があると考えられます。

しかも正しい矯正の知識を得ることで、矯正治療をオーダーしている専門医とのディスカッションも円滑に行えよりよい治療ゴールが設定できるようになるでしょう。

今回、矯正治療に絞って、診査・診断・治療計画、そして実際、歯を動かすためのタイポドントを使っての実習を計画しました。このコースは、少人数制の実習を重視したコースとなり、受講後は自院で矯正治療を実践することができるようになっていただくことを目標にしています。

たとえば矯正専門医と組むとしても、診査診断を元に共有した治療のしっかりとしたゴールは持っていただけるようにご指導いたします。中でも矯正治療は特に後に戻ることのできない治療であり、患者、術者ともに満足する治療結果が得られなければ、矯正治療後のストレスが大きいのも事実です。

それに向けて、徹底したトレーニングコースを計画していますので、是非やる気のある先生方の参加をお待ちしています。また、矯正治療も年々目を見張る進化をたどっています。咬合や審美的な要素はもとより、ミニスクリューインプラントをアンカーとした矯正治療、鼻呼吸のしやすい安定的な口腔内環境をつくるための矯正治療など、最新の情報も交えてお伝えし、実りの多い満足をしていただける矯正コースにしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

2020年度概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

内容 治療ゴールの設定・タイポドントトレーニングコース
講義と実習で構成する矯正コース。
少人数制の実習重視型で、分析と診断力をつけ治療のゴールを設定、
受講後は自院で矯正治療を実践することができる事を目標としています。
時間 1日目:14:00~20:00 2日目:10:00~17:00
※多少変更になる場合がありますが、前もってお知らせいたします。
会場 ㈱S&Y care WORKS 研修室(鹿児島市南林寺町26-2)
募集期間 2019年11月1日(金)~2020年1月31日(金)
※【募集期間延長】
新型コロナの影響により、予定が変わったため1席空きました。
定員 8名~10名 (FAX+申込金振り込み完了順の受付)
受講料 申込金 ¥33,000(税込) ※紹介割引あり
本コース受講料¥880,000(税込)(¥88,000×10回)
(弁当・飲み物代含む) ※回ごとその都度お振込

スケジュール

2019年2月ごろより発生した新型コロナの影響により4月開催の1回目の講座が延期となり、5月からスタートとなりました。スケジュールが変更になりました。

時 間:1日目 14:00~19:30/2日目 10:00~16:30

※表は左右にスクロールして確認することができます。

1日目 2日目
第1回
(4月18日・19日)
4月18日(土)
講義:
矯正治療の必要性と概要
実習:
ワイヤーベンディング[スタッフ見学可]
(オメガループ、ブルループ、ろう着)
4月19日 (日)
講義:
矯正治療の流れ、資料とり(検査)、CRバイト
実習:
CRバイト採得、ワイヤーベンディング、
資料とり実習(別途スタッフ向け実習あり [スタッフ1名参加可])
第1回
(5月23日・24日)
5月23日(土)
講義:
矯正治療の必要性と概要
実習:
ワイヤーベンディング[スタッフ見学可]
(オメガループ、ブルループ、ろう着)
5月24日 (日)
講義:
矯正治療の流れ、資料とり(検査)、CRバイト
実習:
CRバイト採得、ワイヤーベンディング、
資料とり実習(別途スタッフ向け実習あり [スタッフ1名参加可])
第2回
(6月20日・21日)
6月20日(土)
講義:
セファロ分析、軟組織分析、矯正治療の自標設定、ブラケットポジション
実習:
トレース練習、タイポドントに歯牙装着、ブラケット装着、セパーレティング
6月21日(日)
講義:
審美分析、診断トレーニング、バンディング、セメンティング、結さつ、スプリント治療
実習:
タイポドント(バンド装着・セメンティング) ワイヤーベンディング
(アイディアルアーチ丸、ろう看、タイニング)
第3回
(7月18日・19日)

7月18日(土)

講義:
スクエアUアーチ、コモンベースレジンの使い方、矯正治療診断
実習:
アイディアルアーチ装着、タイニング練習、上下ゴムの使用法
7月19日(日)
講義:
セットアップ模型、ダウエルピン模型、模型分析、咬合平面の変化について、矯正治療診断
実習:
ブラケットポジションの確認、ワイヤーベンディング
(アイディアルアーチ角・ ろう着)
第4回
(8月29日・30日)
8月29日(土)
講義:
矯正治療の診断・流れ[1](叢生 )
実習:
コントラクションアーチベンディング、タイポドントセットアップ(Ⅱ級抜歯症例) 、レベリング開始、カッパーナイタイ使用法
8月30日(日)
講義:
矯正治療の診断・流れ[2](I期治療)、QH装着、TPA装箸
実習:
レベリング
第5回
(9月26日・27日)
9月26日(土)
講義:
矯正治療の流れ[3](成人の上顎前突) 、ハイアングル・ローアングル、抜歯・非抜歯の基準、大臼歯の抜歯又は遠心移動症例、外科矯正
実習:
TPA装着、上顎犬歯のリトラクション、下顎大臼歯の近心移動、TADs埋入について
9月27日(日)
講義:
矯正治療の診断・流れ[4]
(成長のある上顎前突・下顎前突) 、
適切な治療開始時期について
実習:
上顎前歯のコントラクション・ブラケットポジションの再確認、再レベリング
第6回
(10月24日・25日)
10月24日(土)
講義:
矯正治療の流れ[SJ(成人の下顎前突) 、抜歯・非抜歯診断、外科矯正
実習:
上顎前歯のコンストラクション、下顎大臼歯の近心移動 、下顎アイディアルアーチによる再レベリング
10月25日(日)
講義:
矯正治療の流れ[6](開咬合) 、ダウエルピン模型、インプラント矯正、外科矯正
実習:
上顎前歯のコントラクション、アイディアルアーチによる 再レベリング、下顎セーフティスペースのコントロール
第7回
(11月28日・29日)
11月28日(土)
講義:
矯正治療の診断・流れ[7]
(MTM.歯周病患者に対する矯正)
実習:
アイディアルアーチによる仕上げ、顎間コムの使用法、デイテーリングワイヤーについて
11月29日(日)
講義:
矯正治療の診断・流れ[7] (MTM.歯周病患者に対する矯正) 、リテーナーについて、ブラケット・バンド除去について
実習:
アイディアルアーチによる仕上げ、顎間コムの使用法、デイテーリングワイヤーについて
第8回
(12月12日・13日)
12月12日(土)
講義:
矯正治療の診断・流れ[8]
(成人矯正+補綴治療症例) ・ガムスマイルについて
実習:
アイディアルアーチによる仕上げ、デイテーリング ワイヤー仕上げ
12月13日(日)
講義:
矯正治療の診断・流れ[9](インプラント矯正) 、矯正問診とカウンセリング、非協力的患者の対応 、矯正治療終了のタイミングについて
実習:
治療前後のセファロ重ね合わせ、矯正治療の仕上げ①
第9回
(2021年1月16日・17日)
1月16日(土)
講義:
矯正治療のまとめ[10]インプラント矯正、保定装置•その他の 矯正装置について
実習:
矯正治療の仕上げ②
受講生OB発表:
受講後に取り組んだ症例紹介と気をつけるべきポイント
1月17日(日)
講義:
矯正治療のまとめ[10]最近の症例紹介、審美治療のためのブラケット・ワイヤー・結紫線の紹介、矯正カルテ問診について、メインテナンス時の注意事項について
第10回
(2月20日・21日)
1月16日(土)
講義:
セファロ・模型を使用して多数歯欠損症例における咬合高径、前歯の位置の決定方法について
実習:
多数歯欠損症例のセファロ分析、目標の立て方、インプラント埋入ポジションの決定等の実習
受講生発表:
取り組んだ症例を発表、資料とりと分析だけでもOK
2月21日(日)
講義:
補綴治療が必要な症例におけるMTM治療の考え方について
実習:
MTMワイヤーベンディング

総括
サティフィケート授与、写頁撮影